音楽

2016年1月11日 (月)

チャイコ5番

10日の日曜日の21時。
TVは見るものがなくて何となく2チャンネル。

番組表にチャイコの5番をやるとあったのを思い出した。
2チャンネルにするとマーラーの歌曲をやっていた。
歌曲は好きじゃないので普通はスルーだが弦の響きが妙に心に響いた。
何時ものN響ではない。良い音を出している。
指揮はマテウスと言うベネズエラ人で見たことがない。
良い演奏をしている。
チャンネルはそのままで歌曲を聞く。なかなか良い。
前の日に聞いた名古屋フィルの音とは別物だ。

チャイコの5番を聞く。
この曲は第2楽章のホルンのソロが大大大好き。
流石にN響のプレーヤーはミスしない。
難しいフレーズを見事な演奏だった。
曲が終わった時1番に指揮者に指名されて褒められていた。
その他も一つ一つの音への配慮がなされ素晴らしい演奏だった。
「作りこまれている」と言う演奏だった。
久しぶりに良い音を聞いて満足した

気になったのがトランペットが2本。トロンボーンは3本。チューバ1本
ホルン5本、コントラバス7本と言う編成。
この時代の曲の編成にチューバが入っていたっけ。
コントラバスの数と言い低音重視の編成と言える。
一流楽団の演奏だから指定より少ない数の編成はありえない。

ホルン5本の5番手は女性だった。
プロの交響曲団では金管吹きの女性はほとんどいない。
N響と言うトップの楽団の金管に女性がいるのに驚いた。
男性と音量などでのハンディキャップはないのだろうか。
弦は半分くらいが女性。女性の進出はすざましい。

良い演奏を聴いて大満足なのです。

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2011年9月26日 (月)

辻井さんとN響

昨夜は辻井さんとN響の競演を堪能した。素晴らしかった。

チャイコフスキーのピアノコンチェルト。外山さんの指揮。

外山さんと言えばかって名古屋フィルハーモニー(名フィル)の常任指揮者
だったことがありよく聴きに行ったものだ。

私が若いころだったからもう30年位前のことになる。
名フィルを育てた功績は大きい。

もうお幾つになられたのだろう。
そんな老けた感じは無くお元気な様子だった。

辻井さんは今全盛期の盲目のピアニスト。

彼の頭の中にどう言う形で音楽が入っているのだろう。

我々だったら楽譜というものがありそれが流れるように展開しているはずだ。

全く音符というものがなく何らかの感覚であのすばらしい演奏ができるという
事は奇跡としか思えない。天才以上の才能を持っている。

曲は録音の好みなのかオーケストラの音が少しこもったような感じ。

きらびやかな感じではなくロシアの少し暗い雰囲気をだしたかったのだろうか。

私にはそう感じた。

来週は「新世界」。

イングリッシュホーン奏者の理知的な感じのする女性奏者がソロを吹く。

名前も知らないが何となく魅力的。

私はあの「家路」の旋律よりもあの後の暗い旋律が好き。
コントラバスのボン、ボン、ボン、というピチカートの上を旋律が流れる。

グッとくる。

最後のホルンのソロ。

2点Cの#の音のはずだがプロでもよくとちって曲を壊す怖い所。

ほんの一瞬なので聞き逃すことが多いが私はそこばかり聞いている。

昨夜もよかったが来週も楽しみだ。

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2009年3月 7日 (土)

アリスの再結成

アリスが再結成するという。この頃こう言う「輩」が多い。

ピンクレディーやスピードはまだ我慢できるとしても60歳にもなって
昔の栄光にすがる姿には無理をしているようで共感できない。
ピンクレディーでも痛々しかったが今更老残をさらさなくても。

確かに青春時代を思い出し懐かしくは思うだろうがキーを下げての
歌唱力では訴えるものが違う。ただ懐かしさを買うだけ。

まあそれで商売になるからやるのであってそれを楽しむ人がいても
それはそれで良い。やるのも勝手、見に(聞きに)行くのも勝手。
気に入らなければ無視すればよい。好みの問題。

でもなんかそういう安易な姿勢が気に入らない。
ファンを舐めているようにしか思えない。
かっての力が無いのに「名前」で稼ごうとする心が「さもしい」。

谷村の歯が妙に白いのが気になった。
新庄以来流行のの「ホワイトニング」したのかな。

この頃良く見かけるがどれも歯の白さが浮いていて気持ち悪い。
やはり自然に近い色で艶を出す程度にしたら良いのに。

これも好みの問題か。


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2008年9月12日 (金)

コンサートの音

TVでの海外との中継は声と映像の到達時間が違う。

昔はそのずれのまま放映していたが今はそんな事は無い。
早く伝わる映像に遅れてくる声を合わせているらしい。
言われてみれば今の時代そんなに難しいことではない。

野外コンサートなどで何千人、何万人と集まる時、演奏者の出す音と
後ろの方のスピーカーから出る音には絶対にずれが出るはず。
ステージからの音だけでは皆に伝わらない。

野球の「お立ち台」でのインタビューでそれが分かる。
それを聞いてしまうとしゃべられなくなって、ろれつが回ら無くなる。

ところが野球以外での野外コンサートとかではそんな事を感じさせない。
一体どういう仕組みになっているのだろう。

出る音を予測することは不可能。

車の事故の際、5秒前に戻って録画できる装置があるが、あれは
常に5秒間撮っておけばいい。
何も起こらなければ順番に消え、
事故になったら撮り続ける。
これは車に必需品だと思う。

さて、本題の音の処理。どなたか教えて下さい。

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2008年5月27日 (火)

蛍の光

先日買った「ミッチミラー」のCDの最後に「蛍の光」が入っている。
あれを聞くと妙に心がしんみりとする。
今までの人生での色々な別れを思い出せて呉れる。

原曲については色々説があって一応スコットランドの民謡という事になって
いるが,
あの歌詩を付けた人は知られていない。

調べてみたら、稲垣千穎と言う人が明治の15年頃に器楽曲としてあった
ものに詩を付けたそうだ。
スコットランドでは独自に歌詞をつけたようで、訳詩ではない。
完全に独自で歌詞をつけたらしい。

それにしても良い歌詞だなあ。

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2008年5月24日 (土)

チャイコフスキー

Photoユニーへ行ったらまた昔のレコード(CD/DVD)を催事場で
売っていた。

目に付いたのがチャイコフスキーの名曲集。なんと315円!。
演奏もロイヤルフィルだし古い番とはいえお買い得。買う。

「悲愴」の第2、第4楽章。バイオリンコンチェルト第2楽章、ピアノコンチェルト
の第1楽章と美味しい所が入っていてさらにスラブ行進曲、1812年まで入っ
ていた。
スラブ行進曲や1812年は学生時代に演奏した事がある曲なので懐かしい。

「悲愴」は第2楽章より第1楽章の方が好きだがそこは残念。

この前の日曜日の教育TV21:00からのN響アワーでシェーンベルグを
やっていたがその良さが分からなかった。
つまらない曲だなぁ、と言う印象。あんなの演奏していて楽しいのかな。

音楽にしろ絵にしろ自分の感性の問題で好きかそうでないかの問題。
有名画家と言うだけで何万、何億と値段が付くのは理解しがたい。

サザンが活動休止と言っているがそう騒ぐことではない。
止めたければ止めればいい。それだけのこと。

彼らの功績(?)は歌詞を音として特に意味を持たせなかったこと。
それまでこう言う音楽は無かったような気がするが余り好きになれなかった。

創作活動は何時かは行き詰る。
「薬」をやる気持ちがわかるといったら叱れるかな。

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2008年4月12日 (土)

ミッチミラー合唱団

今日、奥さんのお供でユニーへ行ったら1階の催事場で昔のCDやVideoを
売っていた。

ABBA、エンヤ、ブラザーズフォー、ポールモーリアと涙物がずらり。
その中で以前から欲しかったミッチミラー合唱団を買った。¥1550也。
青春時代の思い出。TVの[
ミッチミラーショー]は必ず見たものだ。

一番初めに買ったレコードはプラターズ。まだCDはなくLP。
トニー・ウイリアムスのテナーとハーバード・リードのバスにしびれた。

一枚のレコードで次々と思い出が湧いてくる。Photo_3

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