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2017年6月 3日 (土)

私の小さい時の夢は「外交官」になることだった。

母が当時としては珍しく英語が喋れたので、戦後近くの人に
英語を教えていた。

母はハワイ生まれで幼少の頃ハワイで育った。
戦争になり日本に帰ってきて父と結婚したと言うこと。

そんなことで英語に対して全然抵抗感がなく育った。
英語を活かせる職業と、狭い日本にいるより世界で働きたい
と思っていたので「外交官」。

大学は法学部を受けたが落ちてしまって、浪人や私立大学なんて
行けない家庭環境だったので、とりあえず2期の国立大学へ行き
大学院へ行こうと思って進学した。

大学を出て資金稼ぎに就職した。
その仕事が面白かった。
いつの間にかそれにはまって36年。

外交官どころが外国へは1度も行かない生活だった。

今の外務省を見ていると外交官にならなくてよかったと思うが
18歳の決断が思わぬ一生になってしまったのだ。

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