火花
この本を奥さんが7月に図書館に予約したら26番目だった。
その順番がやっと巡ってきてやっと借りられた。
奥さんが読んで「どうする?」「読んでみようかな」
と言うことで昨日と今日の2日で読んでみた。
小説を読むなんて何年振りだろう。
高校2年の時周りの人たちの会話がそこらの本に書いてあることばかり
だったのに嫌気がさし、自分はそうなりたくないと粋がって本を読むことを
やめてしまった。
今となってはボキャブラリーの不足で悲しい。
それまではかなり読んだつもりだ。
小学生の頃は「偉人の伝記もの」。
その後はアガーサ・クリスティー等の外国の推理物。
シャロックホームズは殆ど読んだ。
「踊る人形」が印象に残っている。
日本では松本清張を好んで読んだ。
しっかりした筋立てが面白かった。
江戸川乱歩は1冊読んでやめた。つまらなかった。
この本の感想か。
読んだら書かなきゃあね。
奥さんによると
「芥川賞はこういう作品でなきゃあだめ。この本は良く賞にあっている。
直木賞の方があなたには合っているよ。」
率直に言うと又吉氏の私小説。
お笑いに対する自分の理想を述べたもの。
小説として面白いかと言うとちっともそうではない。
最後をどうするつもりだ、と読み進むと2人がお笑いを辞めてしまう。
これは無いだろう。
嘘でもいいからハッピーエンドにしてもらいたかったな。
これが小説というものだろう。
まあそんなにむきにならなくてもいいことだ。
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コメント
今日は寒くなりましたね。
この頃は本を読んでいないですねぇ。
以前本屋さんでバイトをしていた時はそれでも多少は読んでいたのですが・・・。
(火花も読んでいません。)
あそうそう、今新聞の連載小説を読んでいます。
以前も重松清さんの「とんび」の連載は読みました。
本を読むよりPCに向かっていることが多いです。(´・ω・`)
投稿: pansy | 2016年1月19日 (火) 11時34分
ゴルフの本は「メートル単位」で読みましたが
何にも参考になりませんでした。全部捨てました。
すっきりしましたよ。
こういう本は本当に久しぶりでした。
小説はいろんな人生体験が出来る、とか言われますがそんな夢を見たってつまりません。
でも時間つぶしには良いものと再認識しました。
投稿: granpa | 2016年1月19日 (火) 13時30分