全国学力テスト
学力テストの結果を公表した、ということで静岡県の知事と文科省とが
揉めている。
この知事は民主党が華やかだった時にその時流に乗って当選した人で
瞬間湯沸かし器的なところがある。
元々は学者だそうだがねちこくて嫌いなタイプ。
静岡空港の下を通る新幹線に静岡空港駅を作れ、とJRの申し入れて
断られても断れてもくどく粘っている。
リニアカーが南アルプスを通るのでほんの少し静岡県にかかる。
大井川の水量に関わるといちゃもんをつけている。
去年の学力テストで小6の国語Aが全国で最下位だったのが頭に来て
教育長を首にしようとした。
教育長が頑張ってそれを阻止したがそれ以来教育委員会と知事とは
ぎくしゃくしている。
そして全国平均以下の学校の校長名を発表すると息巻いた。
結局平均点以上の学校の校長を発表した。
今年はその発破が効いたのか全国平均並みにはなった。
それと各市町の平均点を示したことが文科省とぶつかる原因となった。
そもそも学力テストは順位をつけるものではない。
どんなものでも数字で示されるものは順位をつけようとすればつくが
それを問題にするものではない。
全国平均より低いことも問題ではなく、達成度を問題にすべきだ。
この問題ならどのくらいの点数が取れるか。
なぜ低かったのかを検討すべきものだ。
順位を重視するのはおかしいのだ。
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