明月院

サッカーが負けて一気に期待感がしぼんでしまいました。
この経済効果は莫大な損害でしょう。
折角安倍さんが頑張っているのに・・・。

さて「葉山行き」の続きのお話です。

明月院は鎌倉の次の「北鎌倉」で下車。
満員の電車にそんなに疑問を持たないまま下車。
この時まだ完全に復旧しておらず臨時の電車だったようだ。

今時珍しい平面の構内踏切を渡り円覚寺を通り過ぎて歩いて約１０分。
坂道で右脚が痛くなってきた。
着いたのが１６時頃。
一寸夕暮れ間近と言ったところ。
５００円出して入る。
貰った地図が見にくい。

期待のアジサイはすでに枯れ始めていて無残。
ウチのベランダの紫陽花の方が綺麗。
枯れたアジサイほど無残なものはない。
密度もすけすけで密集していない。
こんなアジサイを５００円出させて見せるのか、と言う感じ。
全く期待外れでがっかりだった。

疲れただけで満足感がなく、また１０分歩いて駅に戻る。
ホームでは高校生がたむろっている。
駅員に聞くとまた信号機がおかしくなって今,不通になっている。
復旧は何時になるか分からない、と。
円覚寺の前で修学旅行の高校生と思われる数十人の学生が困っていた。

電車は何時になるか分からないので外へ出てバスに乗ろう、と出る。
５０ｍくらい向こうにバスが止まっている。
小走りに側へ行くとぎゅうぎゅうの満員で乗れない人が百人近く
あふれている。
電車が不通でみんなこっちへ来たようだ。

さあどうしよう。
このまま待つしかないか。
バスはひと駅前の鎌倉ですでに満員になり乗るに乗れない。
普通こういう時は連絡バスを出すもんだがその気配はない。
駅員は２人しかおらず駅での対応で精一杯。
あふれた乗客をどうしようもなくお手上げ状態。

鎌倉へ歩くのも大船へ歩くのも４ｋｍ近くはあるらしい。
奥さんをバスの列に並ばせておいて「ヒッチハイク」をしようかと渋滞で
のろのろ運転の車を止めようとするがこういう時には止まってくれない。
４ｋｍ歩くか、と思ったとき奇跡が起きるのです。（続）