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2014年5月22日 (木)

公務員の務め

入学式に担任があるのに休暇をとったり、授業参観のある日に
「NHKのど自慢」に出演するために休んだりした教員が話題になっている。

私も現役の時、同僚の男の教員が入学式に年休を取った。
彼は1年の担任になっていた。(高校です)
彼は予め休むことを宣言し1年の担任につけてくれるな、と要求していた。
前は3年の担任だったので順繰りに1年の担任になるのは当然だった。
小学校と中学校の入学式が重なり彼の奥さん(教員)は小学校の子どもの
方に出るのでやむを得ない、と言う理由だった。

入学式には父兄が付き添うことが慣例になっている。
担任の先生を見たり、教室の雰囲気を見たり、挨拶を受けたりする場だ。
他にもPTAの入会や学校からの説明もある。
初めての子なら高校とはどんなところかを知る機会でもある。
その時に担任が居ないことは許されない。
自分の子供の入学式には彼の親なりを代わりを出すべきだ。
それが教員の務めだと思う。
子供にも自分の仕事の重要性を知らせる良い機会だと思う。
彼はそういう自覚が足らなかった。

のど自慢に出ると言う理由で授業参観を放棄することもどうかと思う。
自分の趣味を仕事より優先させることは出来ない。
それが『仕事』というものだ。
お金をもらうことは簡単ではない。
権利より義務を優先させたい。

公務員は公共の福祉に努める義務がある。

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