口惜しい銀、嬉しい銅
決勝で負けての銀メダルは口惜しい。
金メダルにもう少しで手が届いていたのにと言う気持ちが残る。
最後の試合で負けることが悔しい。
暫くして銀でも良かったと思うのだろうが悔いは残る。
それに比べ3位決定戦で勝ち残っての銅メダルは嬉しい。
最後が「勝ち」であることとメダルを獲れたことで満足感はある。
準決勝で負けてのことは吹っ飛んでしまう。
銀と銅はそんなに違わないが3位と4位とでは全く違う。
メダリストと言う称号は捨てがたい。
上村さんがとうとうメダルを獲れなくて「歴史」に名を残せなかった。
高梨さん、上村さん、浅田さんと本命視されていた人がメダルを獲れず
2番手と予想外の人がメダルを獲った。
メダルに対する意欲が強すぎると取れない。
無欲の方が取りやすい。
オリンピックと言う舞台で女神がほほ笑む人は気まぐれだ。
浅田さんはSPでこけて全く無欲無心でFPを演じて自己最高を出せた。
メダルの可能性が全く無くなり自分の演技を無心にやれた。
こういう気持ちでやればいい演技ができるということを知ったはず。
思わぬ形で有終の美が飾れた。
埼玉での世界選手権は高橋選手も出るので盛り上がるだろう。
これで浅田さんは多分引退はしないと思うが良い経験ができたと思う。
一皮むけて今後の活躍が楽しみなのだ。
この世界の「引退」は全く意味がない。
プロとアマの境界もはっきりしない。
オリンピックになったら「復帰」すればいいようだ。
全体を見て浅田さんは今回は優勝はできなかった。
自己最高を出してもその得点は3位。
SPで上手くいったとしても3位がやっとだったろう。
ここで敗北感を味わうより無心で演技できる環境ができ、みんなに感動を
与えることができて良かったと言えるだろう。
最年少と最年長がメダルを獲ったりして今年のオリンピックはドラマが
あり面白い大会だった。
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