高齢者講習(続)
時間通りに講習開始。
(1)座学
(2)適性検査
(3)実技
こういう順にやると言う。
「座学」の講師は話慣れていて上手い。
以前警察での講習を受けたことがあるがおざなりで全くつまらなかった。
ここの講師は言葉もはっきりしているし内容もこなれている。
毎日交代でやっている、と言っていたが嫌味が無く好感が持てた。
事故の特徴とかどういう場所、状況の話の後ビデオを見る。
その中で老人に多い「逆走」への対応が面白かった。
「逆走」は高速での事が多く、追い越し車線を走ってくる。
普通の道を走っていると思っているのだから左側を走ってくる。
だから「走行車線」を走っていれば遭遇することは無い、とのこと。
なるほど、なるほど。
でも追い越し車線を走っている車が向こうから車が走ってくれば必ず左へ
寄るだろう。その時接触事故はあるな、と思った。
40kmで向かい合って走る車が100m離れている時、出会うまでの時間は
片方が80kmで走っているのと同じだから約4秒。
100km同士で走っていたら100mでは避けられない。
「適性検査」は視野の検査と動体視力、暗闇と明るい所での判別。
それと反応を見る検査。
これは画面に青、黄、赤のランプが点き、それの応じてアクセルやブレーキ
のペダルを踏むと言うもの。結構難しかった。
ちょっと「正確性」に欠けるとと出た。
へ~そうかな。ま、気を付けましょう。
最後は「実技」
指定されたコースを走る。
特に一旦停止を厳しく言われた。
講習なのでこれで合格、不合格が言われるわけではない。
適性検査での結果からこういう点に気を付けましょうという指示がでる。
3人の講師が「指導」してくれたがみんな丁寧で上から目線は全くない。
「お客様」と言う感じで良い気持ちで終わった。
非常に気を遣っている、と言う印象だった。
そりゃあそうだろうな。
いいお客さんだもんなあ。
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