兄逝く
妹から電話で白血病で療養中の兄が逝ったとの知らせがあった。
12月の上旬に「あと1週間」と宣告されていた。
12月、1月と2度名古屋へ走り会う事は出来た。
今迄の感謝の気持ちを伝え、最後の別れは出来たと思っている。
12月に行ったときは至って元気で1週間前に「余命1週間」と宣告された
人とはとても思えなかったがひょっとしてもう会えないのかとは思った。
1月に約束通り会いに行った。
この時はさすがにやつれてはいて弱気ではあったが亡くなる状況では
なかった。
2月まで持つとは誰も思わなかった。
良く頑張ったと言うのか医者の見立てが違っていたと言うか。
そういう時の本人の気持ちはどうだったのだろう。
目が覚める度に「ああ、まだ生きている」と感じるのだろうか。
もっと生きようと思うのか早く逝きたいと思うのか。
ただその時の痛みや辛さから逃れたいだけだろうか。
何時逝くか分からぬ状態での家族の緊張と心労は大変なものだったろう。
5人の親を送り兄弟は初めてのこと。
親は長く病気で逝ったので覚悟は出来ていたし順番なので仕方がないと
いう気持ちがあった。当然歳も離れている。
兄とは3つ違いで高校、大学、職業と同じで世話になることが多かった。
思い出は兄弟姉妹の中でも一番多くある存在だ。
小さい時は良くケンカをしたが大人になってからのケンカは1回きりだった。
私の面倒を良く見てくれたと感謝している。
なんか寂しいな。
冥福を祈るのみ。
合掌。
(しばらく休みます)
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コメント
一番身近で頼りにされていたお兄様を亡くされ、覚悟されていたとはいえ辛いですね。
ご愁傷様です。
ご冥福をお祈りいたします。
合掌。
投稿: pansy | 2013年2月 5日 (火) 18時06分
ありがとうございます。
今迄に感じたことがない寂しさを感じています。
一つ一つ終わって行くのですね。
私はどんな死に方をするのかな、と思っています。
投稿: granpa | 2013年2月 6日 (水) 21時12分