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2013年1月27日 (日)

兄退院

入院したばかりの兄が退院したとの知らせが入った。
回復してのめでたい退院ではない。

11月に入院したが病院ではやることがない、と言う事で12月に退院し
年を越せるか、と言う状態での自宅で「余生」を過ごしていたが、経緯は
分からないが1月17日に再び入院した。
兄が家族に負担をかけたくないと言う気持ちだったのかもしれない。

その兄が入院したことは良いのだがそこでの対応に我慢が出来なかった
ようで退院を強く希望することになったようだ。

治る見込みのない患者に対し病院の対応は冷たかったのだろうか。
痛み止めのモルヒネで幻覚症状が出たりそれへの対応で注射をしたりと
苦しい思いをしたようだ。

こういう終末医療に慣れたホスピスならひょっとしたもう少し違ったことを
してくれたかもしれない。
12月に見込みがないと分かった時、近くのホスピスへの入所を勧めたが
その時はまだその気にはならず自宅療養を選んだ。

ホスピスは希望してもすぐに入れるものでもないだろう。
順番を待つと言う事は入所している人の「死」を待つことで気持ちの良い
話ではない。
そこに入ると言う事は俗世間からの決別で勇気のいる事かもしれない。
でもそういう人を扱い慣れている人なら最後の時を心安らかに迎えられる
ような配慮をしてくれるような気がする。
自分がそういう立場になったら間違いなくその道を取るだろう。

今は元気だからそう言えるのかもしれない。
いざとなったらどうなのか。
あと寿命が1ヶ月と言われたらどうなるのか。
家族の気持ちはどうなのか。

また来月来るから、と言って別れて来たがもう楽にさせてあげた方がいい
のかもしれない。
麻生さんではないが「だめならさっさと死なせてくれた方が・・」と私も思う。

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コメント

はじめまして、興味深く読ませていただきました。

私も似た考えを持っています。

投稿: なつみ | 2013年1月27日 (日) 19時05分

はじめまして。
コメント、ありがとうさんです。
反応があると嬉しいです。
考えは色々あると思いますが私はチューブだらけで生きるより
逝かせてくれた方がありがたいと思っています。
また寄って下さい。

投稿: granpa | 2013年1月27日 (日) 19時18分

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