路線バスの旅
TV東京の番組で不定期だが「路線バスの旅」と言う番組がある。
太川陽介と蛭子能収に女性ゲスト(番組では「マドンナ」と言っている)一人を
加えた三人が日本国内にある路線バスを乗り継いで3泊4日の日程内に
目的地へ行くと言うだけのもの。
「野天湯」と同じでなんでこんなことをするのと思うが、上手く行けるかどうか
ハラハラしながら見ている。
路線バスはどんどん減ってコミュニティーバスがそれに代わっていて実態が
掴みづらく行ってみなければわからないと言うスリルがある。
特に県境や峠越えではバス路線が無い事が多く必ず途中で何キロも歩く
ことになる。風雨の中を歩く姿は悲壮だ。
「作り」があるのではないかと思わせる所もあるが良く出来ていて引き込まれ
てつい見てしまう。
ゴール出来ないと気の毒でならず、ゴールできるとこちらも嬉しい。
不思議に一体化する番組なのだ。
嫌みがなく温厚な太川と我儘でドジな蛭子。この2人がレギュラーでその旅
ごとにマドンナは変わる。この人選が面白い。
先回三重県の松阪から長野の松本までの旅のマドンナは加藤紀子だった。
私が好きな女優の一人でどんな行動をするのか興味津々だった。
彼女の適切な行動と態度は素晴らしかった。彼女の人柄を表していた。
今回は東京のど真ん中・新宿から新潟・万代橋までと真北へ上がる。
どういうルートを取るのだろうと。マドンナは田中律子。
結構苦労の多い旅だったが明るく振舞って2人を盛り立てていた。
途中バスがない所での友人の出現はちょっとおかしいなあ。
ゴールした時の気持ちは最高だったろう。
芸人が自分たちだけで楽しんでいる番組が多い中、清々しささえ感じさせる
番組です。
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