デフレ脱却??
安倍政権になって株価が上がり円が安くなっている。
株が上がると会社の入るお金が増えるのか景気は良くなるらしい。
円が安くなると輸出は良いが輸入は困る。
現にガソリンの値段はぐんぐん元気よく上がっている。
電気代も小麦を使った食料品の値段も上がるだろう。
これで良いのだろうか。
(ハイブリッド車を買いなさい。ご飯を食べなさい。ローソクを使え。)
デフレ脱却、2%物価上昇と言うキャッチフレーズだが私の拙い経済の
知識ではこれで景気が良くなるとも思えない。
国債をバンバン発行して益々借金を増やす。
一時的には良いのだろが国家百年の計ではあるまい。
デフレ脱却と言う事は物の値段を上げると言う事。
290円では牛丼が食べられないと言う事。
何処かのハンバーガーと牛丼が物の値段を下げる筆頭だった。
回転寿司とユニクロが決定的にした。
スーパーにしろ何処にしろ他より1円でも安くなければ売れない。
安いのに慣れてしまって今更高い物は買えない。
連合と経団連との賃上げ交渉が行われたが賃上げは無理だと言っている。
ここで「分かった。給料をど~んと上げましょう」となれば一気に景気は良くな
るのになあ、とこの交渉を見て思った。
きっと安倍さんはキャノンの会長を呼んで「上げちゃいなさい」と言うだろう。
ここが肝心でいくら金融緩和でお金を流しても庶民にお金が入りがそれを
使わなければ景気回復とはいかない。
給料やボーナスを上げてこそ有効なのだ。
給料を上げておいて所得税で回収すればよいではないか。
安倍さんは希望とか勇気をとか言うが国民が自信を無くし将来に展望が
持てなくしたのは「人材派遣の制限撤廃」だと思っている。
小泉政権はそれなりの効果的な施策をやったがこの制限撤廃のために
どれだけ多くの労働者が辛い思いをした事だろう。
明日の保証がない毎日で夢だの希望だの言ってはおれず車も持てず
結婚も出来ない人を沢山生み出していては景気を良くすることなんぞ
それこそ夢だろう。
安倍さんは「これこれについてはこういう指示をしています」とよく言う。
強いリーダーシップを意識しているようだ。
こういう言葉にみんなは安心をするのかな。
でも油断してはだめだよ。
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