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2012年12月17日 (月)

兄が白血病で・・。

3つ歳上の兄が白血病で余命幾ばくもないとの連絡が入った。
医者から「来年の桜は見られない」と。
風邪などをひいたら抵抗力がないのでそれまでも持たないかもしれないと
言われたそうだ。
昔はがんでも本人に告知するのかどうかで論争があったが今はそうでは
ないらしく何でもあけっぴろげにするらしい。
治療をしても1年余分に生きられるかどうかでその治療も辛いらしいという
事でその治療を断って家へ帰ったと知らされた。

右目が見えにくくなったとは聞いていた。
喪中のはがきが着いて香典を送ってくれた時に電話で話をしたのはつい
1か月前のことだ。それが急にこんなことになるとは。

電話を入れるとウチから出られないので「退屈だ」と屈託がない。
何時死ぬかもわからず死期が迫っていると言うのはどういう気持ちだろう。
あちこち手術をして痛い目にあったわけではない。
寝たっきりでスパゲッティー状態になっているわけではない。
普段の生活は一応出来るが好きなことを出来る訳ではない。
身の回りの片づけをしその日が来るのを待つのだが強い精神力がいる。

それを目の当たりにしている家族はどんなに辛かろう。
会ったらなんと言えば良いのか。
一緒に何をしたら良いのか。
別れ際になんと言えば良いのか。

兄とは良くケンカもしたが私をとても可愛がってくれた。
ここにも書いたが古希の時のプレゼント・思い出のファイルは凄かった。
(「70歳」参照されたい)

ウチの奥さんの親友も白血病で亡くなった。
闘病生活が長くても元気な様子だったが突然知らされて奥さんはかなり
ショックを受けていた。

早速お見舞いに行くことにした。気が重い。

別れ際の言葉を考えた。「また来月来るからそれまで生きてろよ。」
言えるかなあ。

そんなことで今から行ってきます。辛い旅です。

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日記」カテゴリの記事

コメント

昨日は遠い所をありがとうございました
主人も嬉しかったことと思います。
病気が発覚いらい何事もなかったように普通に生活するのがこんなに大変とは思わなかったです。
今日来られた支援センターの方が「自分の見てる方で一か月と宣告された方が3年お元気でみえますよ」と言われとても励みになりました。
私も頑張りすぎず肩の力をぬいて・・・少しずつ気分転換をしながら暮らしていきます。
また助けてください
ありがとうございましたm(_ _)m

投稿: のりのり | 2012年12月17日 (月) 15時28分

迷ったのですが他の人の参考になれば、と思って公開しました。迷惑なら削除します。
大変な毎日とは思いますが次の手も考えてみてください。
言うまでもないと思いますが占いとかに惑わされないよう強く進んでください。

投稿: granpa | 2012年12月17日 (月) 21時53分

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