拾ったクラブ
グリーンサイドでクラブを拾った。
クラブの置き忘れは良くあることで珍しいことではない。
パットの際使わないクラブはカートが置いてある方向か次のホール側の
グリーンエッジに置いておけばこういう事はないが知らない人が多い。
私は袋に入れて持ち歩き、置いてあるので忘れることは絶対にない。
多くの場合忘れたのは前の組で次のホールで追いつけば渡せるし
取りに戻ってくる場合もあるので持って進む。
残りのホールが少ない時は使わないこともあるだろうがクラブが無い事に
気が付かない訳がない。
私はヘッドカバーを落とした時ですら取りに戻るよ。
その日は空いていたので前の組に追いつくこともなく取りに戻ってくることも
なくハーフが終わったのでマスター室へ届けた。
それっきり忘れていたが午後のスタートで最初のグリーンに来た時前の
組の一人が近くへ戻って来て「クラブを拾ってくれてありがとうございました」
と姿勢を正して一礼したのだ。
こんな光景に出合ったのは初めてだった。
この人は後ろの組が拾ってくれたことをマスター室でクラブを受け取った時
確認していて機会があったらお礼を言おうと決めていた。
非常に清々しく気持ちよかった。
先日私がリール付グリーンフォークを落とした時どなたかが届けてくれた。
誰が届けてくれたかを確認もせず出てきたことを喜んだだけだった。
ちょっとしたことだが今後気を付けようと教えられた。
でもこの人の人生は辛いだろうなあ、と思ったのです。
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コメント
なんだか、こういう人を見ると
「日本人は駄目になったというけど、大多数の人はまだまだ大丈夫なんだな~」って安心した気持ちになるのは私だけでしょうか?
追伸:「こういう人」とは
① お礼をきちんと伝えた遺失者
② お礼を言われて謙虚に学ぶ拾得者
の両方ですw
投稿: yasushiyutaro | 2012年11月23日 (金) 19時51分
前の組に追いついて忘れたクラブを渡すことは良くあります。
なぜか良く拾うのです(笑)
こうして礼儀正しくお礼を言われたのは初めてで虚を突かれた感じでした。
ああ、こうすると人を気持ちよくさせられるのだと気付かせてくれました。
この他にも色々なことに気付けたらと思います。
投稿: granpa | 2012年11月23日 (金) 20時37分