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2012年10月18日 (木)

牛タンなるもの

先日沼津へ行った帰り、新東名のSA駿河湾沼津に寄ってみた。

新富士から西へは何回も走っているが東は行ったことがない。
行きは富士市の南の方に予定があったので沼津へは1号線と
「松林街道」で行ったので帰りだけ新東名を利用。

SAは上り線の方が規模が大きいが下り線側も結構充実している。

定番のフードコートとは別にレストラン「しおや」がある。
牛タンの専門店だ。

ウチは焼肉が余り好きではない。
以前の焼肉屋はホルモン屋だったが最近は「高級化」して煙もタバコも
気にならなくなったがあのごてごてした感じが好みではないので
この歳になるまで牛タンを食べたことがなかった。

一度トライしてみようとこの店に入った。
駿河湾が一望できる特等席に案内され若くて綺麗なウエイトレスが
膝まづいて注文を聞く。「しおたん定食」(1180円だったかな)

見た目は普通の焼き肉で味はタンの感じからレバーみたいに柔らかく
カスカスした感じかな、と思っていたが大違い。

コリコリとして固く噛んでも味がしない。牛肉の旨味がまるでなく軟骨
みたい。美味しくない。こんなものが美味しいのか。

ホルモンも初めて食べた時ちっとも噛み切れないので往生した。
いくら安いからと言ってこれは「食物」ではないと思った。(エサだ)

それに近い感覚でちゃんとした店でこの味では2度と食べないだろう。

この歳になっても知らない味があったことに驚いた。
何事も経験じゃのう。

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