運動会

近くの小学校の運動会。今年は去年より1週間遅い。
やはり熱中症対策で遅くしたと思われるが暑い日だった。

血縁はいないが午前中の競技を見に行って来た。

１，２年生全員での「お遊戯」。
体操と遊戯の間の様なもので幼稚園生の可愛さはないもののばらばらの
面白さはあった。この歳は天性のセンスが出るので面白い。
午後から上級生の組み立てがあったらしく奥さんはご近所の６年生が出る
のでわざわざ見に行ったが結構良かったらしい。

父親達は脚立に立ってビデオ撮りで大変。
低学年で初めのこの時は大変だ。次の子の時はやらないよねえ。
私は子供の運動会を始めすべての行事に行ったことがない。
週休２日ではなかったしそんな暇はなかった。
今の親は大変じゃ。

そう言えば自分の子供が走る順とコース、集団演技の時の位置は
細かく親へ連絡されているようだった。
「ウチの子は何処」なんて探さなくてもいいようになっている。
凄い配慮じゃ。

中学年の徒競走。１３０ｍとか。
去年は午後のリレーを見て走りの綺麗さに驚いたがこれは選手だった
ようで今年は全員出場でどん臭い子も居てちょっとほっとした。
去年はみんな余りにも綺麗に走るので「凄い！」と思ったのだがやはり
そうではなかったので安心した。

聞くと「タイム順」に組分けられているようで「ウチの子はビリだったけど
早い人の組に入れられていたので・・」とある親は弁解していた。
ちょっと気の毒だな。６番目なら下の組で１位になれたろうに。

でも遅い組の１番になって嬉しいだろうか。それで自信が付くのかな。
走るのが遅くて悔しいのなら努力させればいいのであってこういう事で
１番になったと言って嬉しいのだろうか。

これが今の「教育的配慮」なのか。

今年もＰＴＡの係りらしい人が如雨露でグランドに水を撒いていた。
こうして協力する事は悪くはないが教員は何をやっているんだろう。
数人の体育の教員らしいのが忙しそうに走り回っているがそれらしい
人は見かけない。変な感じだった。

熱中症とかでこうして１日外で過ごすことは稀になった。
良いお日和で良かったのでした。