遺言状

母は完璧な遺言状が作ってあり銀行に執行を依頼してあった。

子供とは血が繋がっていないし母の兄弟は居るので相続が複雑なのだ。

先日「関係者」（相続する権利がある人）が銀行に集まり説明があった。

私は「関係者」でないのでその場に立ち会うことはできない。

後から書類を見せて貰ったが正式な遺言状なるものを初めて見た。

きめ細かく配慮がされていて遺漏の無いようになっている。

普通の家ではそんなに財産もないし一応の決まりはあるので話し合えば
済むのだろうけど今度のケースの場合はこうした遺言状が無いと話が
こじれる恐れがある。

血が繋がっていない人が関わって来るからだ。

血がつながっていても面倒なことになる場合もあるが最終的には規定が
生きてくることになる。

要は財産を残さないことだな。

不労所得ほど魅力的なものは無い。
貰えるものなら１銭でも多く、と思う気持ちは分からなくはない。
それを恥ずかしげなく主張できるかどうかなんだろう。

先回は提示だけで持ち帰り検討して異議が無ければ決まり。

異議がある場合は家庭裁判所での審理になるのだそうだ。

いずれにしろ時間のかかることでどうなるか見当はつかない。