富士山の世界遺産へ
富士宮市は富士山の世界遺産登録を目指して色々取り組みをしている。
今頃なんだ、と思うがやらないよりましだろう。
朝霧高原一帯の広告を規制したり、まとめたりして景観を保とうと
取り組みを始めたらしい。(3月2日静岡新聞夕刊)
あの牧場の風景と富士山の写真を撮ろうとしても車を停める所すら
ない。下手に停めると渋滞を起こす。
ずうと昔、志賀高原に行った時景観保持のため建物の屋根の色を
緑に決めたり、建物のに色々規制をしていたと覚えている。
ここへ来て富士山に対する住民や商売の仕方を見て来て余りに
無関心なのが不思議だった。
有名な山小屋のトイレの問題がその典型。
外人に指摘されこの10年でやっと取り組み始めた。
今迄何をやってきたのだ、と腹が立った。
私が一番気になるのが「高圧線の鉄塔と電線」。
電線は山梨側には全くなく静岡県側の山麓を横切っている。
写真を撮るにもこの鉄塔と電線が邪魔をする。
「今日の富士山」の写真でもいっぱい入っている。
浅間大社で大鳥居と富士山を入れて写真を撮ろうとすると街灯が入り込む。
こういう配慮が全くされていない。
街の中心街は電線の地中化をしてとてもよくなった。
この高圧線や茶畑の電線をぜひぜひ地中化して欲しい。
海外の写真を見ると殆ど電線は見られない。観光地では常識なのだ。
日本では効率ばかりが優先しこういう配慮がされず電線ばっかり。
無理を承知の願いで叶えられないだろうが富士山を大切に思うならこれ
位の事はやってほしい。
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