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2011年11月27日 (日)

ゴルフと視力

先日のトーナメントで石川クンがホールインワンをした時、
「入ったのが見えなかった」と言った。ギャラリーの歓声で分かったと。

見てなかったとは言わなかった。確かにボールを追った目線だった。

200ヤード余りの打ち下ろしでピンは見えているシツエーションで
見えなかったという事はかなり視力が悪いのだろう。

200ヤード先のボールが見えなくてプロがゴルフができるのだろうか。

実際にやっているのだから、何勝もしているのだから出来るのだねえ。

視力悪ければ当然景色もぼんやりするだろう。
霧の中でゴルフをしている感じ。

目から入る情報は重要で、特に距離感は目で作る。

その作業はキャディーがやるとして機械的にその距離を打つ。

それで果たして上手くいくのだろうか。

目の不自由な人とラウンドしてことがあるがそれに近い状況であんな
成績が納められるわけがない。

霧の中でのゴルフは前の組の心配がなければ結構面白い。

普通視界が開けていれば打った球筋や方向は当然わかる。

その結果に一喜一憂する。

しかし見えなければただ打つだけでその内容は分からずただ前へ進む
だけのことになる。

飛んだであろう方向へ歩いて行き、ボールを見つけ、また打つの繰り返し。

見えないとは言え50ヤード位はぼんやりと見えグリーンやピンは見える。

実際にこういうプレーをしたことがあるがハーフ30台で回れてしまった。

ショットの度に反省しないのが良いみたいだ。

ただひたすらに距離のみを考えて打つ。

曲がっちゃったとかショートだとかがインプットされないのが良い。
余分な情報は思考を混乱させる。その選択が難しい。

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