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2011年10月23日 (日)

メンタルコントロール

様々なスポーツの中で最も多くの要素を持つものとしてのゴルフがある。

今、盛んにメンタル面での影響が言われている。

今度大関になった琴奨菊も東海大学へ出向き、メンタル面での指導を
受けた結果もあると言われている。

一番印象的なことは様々な出来事に対して一々反応しない事のようだ。

どんな時でも平静を装うことが大事とされる。平常心を保つこと。

短いパットを外しても長いパットが入っても表情一つ変えず平静でいる。

嬉しい、悔しい感情を表に出さず堪えることがメンタルコントロールだと。

本当にそれが正しいのだろうか。

感情を表に現さない、もっと言えば感情の起伏を抑える、と言うことは
何も感じないことが一番良い、という事になる。

ただ何も感じず淡々とやることが果たして楽しいのか。
やる価値があるのか。

タイガーのあの吠えるガッツポーズは悪い見本ではないのか。

そんなスポーツを見て面白いのか。

見せるスポーツでそれでお金を貰っている以上観客を楽しませなければ
ならない。

デビッド・イシイは優れた選手だったがあの淡々としたプレー振りで人気は
全くでなかった。

平常心を保つことは必要だろうが全く無表情でやられたのでは面白くない。

タイガーの「10秒ルール」ではないが嬉しい時と悔しい時の感情の起伏の
切り替えを10秒で出来るように訓練すべき。

そうすればもっと楽しく見ることができる。プレーすることもできる。

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