母の13回忌
5月22日に母の13回忌で名古屋へ行ってきた。
私が18歳の時父を亡くした。
当時長女は既に結婚していたが3人の子供を大学まで行かせてくれた。
14歳までハワイに住んでいたと言うことで当時としては珍しく英語は
ぺらぺらで戦後の苦しい時は「進駐軍」のハウスメイドとして勤めた。
その関係で英語の塾を開き近所の子供に英語を教えていた。
長男夫婦と折り合いが悪くウチの近所で一人住まいをしていてウチの
奥さんが世話をしてくれていた。
前の年の7月に「くも膜下出血」で倒れ意識が回復することなく5月に
逝った。
亡くなる前の4月上旬、病院の側の小学校へ桜を見せに車椅子に
乗せて連れ出した。
その時桜を見て涙を流したようだった。
私の気のせいかもしれないがそういう風に見えた。
人には言葉や態度で伝えられないけど意識はある感じだった。
母の思い出で最後に残っている事だ。
法事は故人を偲ぶと言うこともあるが親戚がたまに集まる行事。
3歳違いで姉、兄、妹と4人兄弟。
私だけがのんびり隠居生活をしているが皆元気に社会に「貢献」
している。
今度会うときは誰かの葬式にならないように祈るのみ。
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