「買い占め」の功罪。
買い占めが問題になっている。
日本人は行儀の良さで褒められているが一方で買い占めに走る。
ACの宣伝ではないが思いは口では言うが思いやりは無いらしい。
過去に苦労をしたことがある世代ではこういう行動を責められない。
物が潤沢でどんな夜遅くでもパン一つを買いに行ける便利さの中で
育った人たちは何の準備も無く我慢する事ができない。
そういう生活が出来なさそうだと言う雰囲気を感じるとそうなった時の
恐怖が襲ってくる。メールやツイッターでそういう情報はすぐ伝わる。
事前にそういう準備をしていた人はそんなことはしない。
何にも無い人が慌ててこういう行動に出る。
まずおばさん世代が動き、それにつられて若い世代が動く。
おばさん世代はそういう物を沢山持っていることがステータスになる。
「沢山あるから分けてあげる」と言うのが一番嬉しいのだ。
電池やトイレットペーパーの山に埋まればよい。
その出費は経済活動の支えだ。
どんどん買いなさい。無くなるよ、無くなるよと宣伝しなさい。
今の時代、1週間もすれば殆どの物は揃う。
車のガソリンは買いだめできない。出来ても小さなタンク1杯のみ。
ガソリン節約のため買い物の回数を減らすと買い物の量は増える。
これが買い占めになるのかな。
いずれにしろ買い占めに走る心理は分かる。
人間なんてこんなもんで強く逞しく生きようとする者が生き残ること
は間違いないのだから。
| 固定リンク
コメント