70歳
今日で70歳になった。
60歳になったのとは全く違う感慨がある。
遠くに住むK先生や兄、姉、孫からお祝いをもらった。
(家族からのお祝いは既に済んでいる)
K先生は私の退職後も毎年欠かさず誕生日には気の効いたものを
送ってくれてとても嬉しい。世間との繋がりを感じるひと時だ。
日頃疎遠の大宮に住む姉からは高島屋のお菓子が送られてきた。
姉は6つ年が違うが一番苦労をしたに違いない。
兄からはアルバムと両口屋のお菓子が。
兄の娘が結婚17年目に出来た孫が可愛くてたまらず年賀状もそれ
だったのでこのアルバムももそうだろうと思ったら、なんと私の色々な
過去の物だった。
研究発表した時の印刷物。人事異動の新聞記事。母への手紙。
私の息子の高校野球での活躍の記事の切り抜き等、私ですら取って
置いてない物ばかりだった。
胸が詰まった。
古希をこうして迎えることが出来るとは思っても見なかった。
私自身70歳は一つのハードルでこれでもう十分、という感じがする。
十分に生きてきた。やりたい事は全部やれたと言う充実感さえある。
60歳になった時は私は人生の「義務」を果たし終えたと思った。
これからは何の拘束もなく自由だと。
妻の希望でこの地へ来て自由を謳歌した。
あっという間の10年だった。
世間ではまだまだ「若い」方だが私にとっては一つのゴールなのだ。
これから先の目標は全くない。今迄どおり好きに生きてゆくだろう。
家族や社会に迷惑をかけないようにしたいと思っているが・・・。
| 固定リンク
コメント
古希、おめでとう御座います。 >私自身70歳は一つのハードルでこれでもう十分、という感じがする
確か そう思う、が これからが本当の余生だ。 かあさんを労わり 二人でゆっくりと幸せをかみ締めて下さい。
投稿: 500系 | 2011年3月 6日 (日) 09時52分
500系さん。コメントありがとうさんです。
良い迎え方が出来た事を幸せに感じています。かみさんのお陰だと思います。
貴兄も益々元気でスキーをやりまくっているようで素晴らしいですね。
投稿: granpa | 2011年3月 6日 (日) 13時08分