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2011年3月14日 (月)

今度の地震の教訓

津波の恐ろしさがまざまざと見られる画面が流れる。

車が発泡スチロールのように軽々と流れてゆく。

家屋が家屋を潰してゆく。

最近津波の被害は殆ど無く大津波警報が出てもまさかこんな事に
なるなんて想像すらしなかっただろう。

今迄耐震性ばかりが強調されていたが何の役にも立たない。
コンクリートの家以外は全部ダメ。

どうやって復旧するのだろう。

気仙沼みたいに全部焼けてしまった方が簡単かもしれない。

海に近ければ津波。山際に作ればがけ崩れ。平地に作れば埋立地。

かっては経験上危険とわかっている所には家は建てなかった。

主だった家やお寺は高台で山を背負って建っている。
その頃は山もきちんと管理され最も安全な場所だったから。

今や開発業者の乱開発で斜面を埋め、遊水地を埋め住宅にする。
大きな穴が開いて地盤が崩れる所もある

今度の地震でウチで一番困ったのは「停電」。
まさか断水すると思っていなかったし何をするにも電気はいる。
テレビやパソコンが使えないと情報が入らない。

高層マンションはオール電化。困っただろう。

ケイタイは充電しなければいけないが暫くは持つ。
一番の情報源だが全国の様子は分かっても地元の情報は入手
できない。

停電が何時ごろ復旧するかを知りたかったが市の広報の放送が
頼りだった。
「時間がかかります」という頼りない放送でも無いよりましだった。

後から気づいたのだが車のナビでテレビが見られる。
ラジオも良く聞こえる。
地元のFM局ならもっと密着した情報が入ったかもしれない。

パソコンもノートならバッテリーで動く。
スマートフォンもいいかもしれない。

去年の8月と今回でかなり地震に対する意識は上がった。

水と電池と食料は常備しておこう。

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