タイガーマスク現象
伊達直人”を名乗ったランドセルの寄付が頻発している。
施設の子に色々寄付する事はとても良いことだ。
明るいニュースとして取り上げられている。
あいにく私はタイガーマスクの話は全然知らない。
聞くところ、施設出身の人がタイガーマスクと言うプロレスラーになって
稼いだお金を施設に寄付していた、という話しらしい。
タイガーマスクと言う本物のプロレスラーが居た事は知っているが元々
プロレスには興味がなかったのでそれ以上のことは知らない。
こんな事はスポーツ選手では幾らでもしている事で特にアメリカでは
こうすることがステータスになっていると聞く。
高額の税金を納める事もステータスで日本の「取られる」意識は薄い。
日本の野球の選手でも「○○シート」とか決めて施設の子を招待している
ケースもあるらしいが、日本ではこういう事が「ええ格好しい」と取られる
事が多く、一般的ではなくましてやステータス感は薄い。
こっそりやる事が日本では「美談」になる。
最初にランドセルを送った人のアイディアは素晴らしいが後追いで
こういう事をする人はどういう考えなのだろう。
その行為に感動し賛同したくなったのだろうか。まあいいか。
それと施設の子のランドセルは今迄そもそもどうしていたのだろう。
施設が買って与えていたのか、業者の寄付があったのか。
多分「後者」ではなかったのかなあ、と思う。
こういう事は今迄一切触れられず一般の人がやると大騒ぎ。
悪い事じゃないのでいいんだけどなんか腑に落ちないと言うか感動し
ないんだよなあ。当たり前の事をしているだけなんだよねえ。
これだけの騒ぎになると言うことはこういう話に飢えているんだね。
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コメント
俯瞰から客観的にこの現象を見るだけでなく、自分も何かしようと行動した人は単純に偉い。これが万が一にも100万人規模で現象を起こしたとしたら、誰しも感動せずにはいられないはずだ。
そのときは、きっと物事を斜めから見る人たちでさえ、日本人も捨てたもんじゃないな、と思えるようになるはずだから。
たったそれだけの事だ。
投稿: タイガーマスク | 2011年1月11日 (火) 23時13分
あなたみないに正直になれないひとよりも気持ちに正直になってるひとのほうが素敵です。あなたは心が寂しい人なんでしょうね
投稿: タイガーマスク | 2011年1月13日 (木) 03時02分