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2010年10月25日 (月)

静岡市美術館へ。

新しく出来た静岡市美術館へ。エコール・ド・パリ展。

箱根のポーラ美術館が持っているものの中から選んだものとの事。

静岡駅前の葵タワーにテナントとして入った貯蔵品を持たない美術館
だそうで企画力が試される事になる。

こういうビルの中の美術館はアプローチの楽しさが無いのがつまらない。

静岡県美術館のアプローチは良いのだが坂道でちょっと辛く長すぎる。

美術館を作るならここから考えて欲しいな。駅前に作る必要は無い。
葵タワーのテナント確保と言う感じ。以前も駅裏に「アートギャリー」と言う
のがビルの中にあって変な感じだった。

静岡市の偉い人はこう言う事に疎いのではないか。

開館記念としては無難な品揃えで見慣れた物ばかりで特に感銘は受けず。
強いて言えば酔っ払いのユトリロが意外としっかり描いた絵があった事か。

絵の配置が良く、順路が自然でよい。
動線を考えていない展示が多く、変な歩き方をしなければ見られないと
興味がそがれるがここはそれは良い。

絵も非常に近くから見られガラスの反射も気にならない。

白を基調としたモノトーンでまとめた館内は良いのだが床のフローリング
が女性のヒールの音が響いて気になる。
コツコツカツカツ煩く、気が散る。これはぜひ改善して欲しい。

美術館に付き物の「監視員」と言うのだろうか、椅子に座っている人が
通り過ぎる人に一々会釈をしていたのが印象的。偉い、偉い。
でも「質」は県美の方が上。(ごめんなさい)

出口に近づくとコーヒーの香りがしてつい誘われる。上手くできている。

カップも特注品で格好良い。コースターも洒落ている。

美術館でのレストランやカフェも大事な要素。

前にも書いたが美術館へは時々行くが建物の方に興味が行って絵は
中々印象に残らない。

何日もかかって書いた絵の前を数秒で通り過ぎる事に罪悪感を感じるが
絵は好きか好きでないかで決めればよいと思っているので仕方が無い。

人出も適当でまあまあのスタートだろうが苦戦はしそうな感じがした。

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コメント

何時も見てます。ジャンルの広さ 深さに驚きです。

投稿: 500系 | 2010年10月25日 (月) 13時06分

私も見ていますよ。
もうすぐコンペのようで楽しみですね。
名古屋に居た頃は朝5時出なんてざらでした。今回は特別なようですがこっちはその点恵まれていますね。いい所です。
30パット目指して頑張ってください。

投稿: granpa | 2010年10月25日 (月) 13時36分

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