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2010年7月 7日 (水)

犬の「人生」

世はペットブームとか。
近くの「道の駅」へ行くと犬連れの多い事。うんざりする。

別に犬が嫌いなわけではない。
小さい時犬に噛まれたりしてよい印象は無いが嫌っては居ない。

持ち主が「可愛いでしょう」と押し付けてくるのがいや。
可愛いもんだと思い込んでいる。

私は犬を見ても可愛いとも憎らしいとも思わない。

人間に甘えておれば自分の生活が保障される事を知っていてそれを
十分に利用している狡猾な存在に見える。

ウチもかって一度だけ犬を飼ったことがある。
よくあるパターンで子供が拾ってきてやむを得ず飼う事になった。

ウチの奥さんは、犬には犬の「人生」(何というのだろう。「生き方」とでも
言うのかな)がある。

それを飼い主だからといって無視することは良くない。
餌をやるのだから自由は拘束するがそれ以外は自由に生きればよい、
と考えた。

吠えて他所に迷惑にならなければ良い。
「お手」も「お座り」も教えなかった。犬にもプライドがあるだろう。
餌のためにご主人様の命令に全部答える必要は無い。

私も賛成。

盲導犬なんてもっての外。犬の「人生」を全く無視し人間に奉仕させる。
奴隷と同じではないか。人間の奴隷はダメで犬なら良いのか。

今ケイタイのコンセルジュというのが流行っているが目の不自由な人に
は介護のような人をつけたら良い。人間の世話は人間がすべし。
何も24時間付いていなくてよい。必要な時間、必要な行動の補助を
すればよいのであってそう難しいことではない。

以前にも書いたが点字ブロックは邪魔でしかない。
もっと人が人としての役割を果たせば済むことだと思う。

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