八ッ場ダム問題
八ッ場ダム問題で建設賛成の意見ばかりがクローズアップされて
いるが反対の立場を取っている人も多いはず。
その人達の声が聞えてこない。マスコミは取り上げない。
住民全体が建設賛成に成っているかのごとき報道だ。
政権交代とはこう言うことで今までの事を継続する事ではない。
公共事業見直しのサンプルとしてたまたまここを公約に掲げ
国民の支持を得た。
契約書をよく読まないで契約しそんな筈ではなかったと騒いで
も遅いのだ。日本人の甘さ、虫の良さが出ている。
国との契約だと言っているがその国を動かす主体が変われば
当然方針は変わる。
社長が変われば会社の運営が変わるのと同じ。
監督が変わればチームの方針が変わるのと同じ。
自民党の決めた事を民主党が守る必要は全く無い。
それどころか独自性を出す為にどんどん違う事をして良い。
それが分かっていて、期待して民主党に投票したのだろう。
国民の多くが民主党のマニフェストに賛成した。
それを文句を言っても始まらない。それが良いと言ったのは民主
党を支持した人達だ。
約束を守ろうとする姿勢を評価すべきではないか。
私は民主党は好きではないがこうなった以上はお手並み拝見と
いう立場で居る。
気に入らなければ次の選挙で違う党へ入れればよい。
小選挙区は自民党へ。比例代表は民主党へというバランス感覚
も必要となろう。
それが民主主義というものだ。
マスコミも世間もその点を分かっていない。
鳩山首相が国連で英語で演説しCO2 25% 削減で大好評。
今まで日本の演説が話題になったことさえない。
これは「米中の努力を前提」にしている事がミソ。
その文面を飛ばしてその事だけを強調するマスコミも可笑しい。
どうせ出来ない事なら大風呂敷の方がよい。
こういう芸当ができることにちょっと感心し見なおした。
いずれにせよもう少し長いスパンで政治を見られないのか。
余りにも性急に成果を求め過ぎる。
今回の件はかっての長野県知事の「脱ダム宣言」と被る。
あの後一体どうなったのだろう。
田中知事がやめた後に工事が再開されたのだろうか。
暫く凍結され4年後に再開となるのだろうか。
忘れないで見ていよう。
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