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2009年7月22日 (水)

日食・セルロイドの下敷き

何十年ぶりかの皆既日食が見られるというので大騒動。

この地方は3日くらい前の予報では見られると言っていたがダメ。

どうしても見たいなら飛行機に乗るしかない。
雲の上に出てしまえば確実に見える。
なぜかこういうツアーの企画を聞かないし報道もされない。

34万円も出すならこの時間の飛行機に乗ればよい。
チャーター機を飛ばしても良い。

小さい時に皆既日食を見た覚えがある。
まだ小学生だったような気がする。
報道の時期と合わない様だが確かに覚えがある。

その時は今は禁じられている黒い下敷きとかろうそくのすすとか
フィルムとかで見るのが良いといわれていた。
みんなそれで見たのだが目は可笑しくなったとは聞かない。

今回盛んにやってはいけないと言われるのはなぜだろう。
それだけ人間が弱くなったのか。陽射しが強くなったのか。

その頃はプラしチックの下敷きなんかある訳が無く、フィルムも無く
「セルロイド」の下敷きかガラスをすすをつけるしか方法は無かった。

鼻の先をすすで黒くして見上げた。

日食が進むと辺りが暗くなり星が出て鳥が妙に鳴きだし不吉な感じ
だった。カラスの鳴き声が印象的。今でも覚えている。

昔の人が恐れおののいたのは分かる。
神のたたり、怒りだと言われればきっと信じただろう。

理論的に言って日食はそう珍しい事ではないはずで世界のどこか
では日常的に起こりうる。
日本で見られるのは何年ぶりかと言うだけの事。

それでもこれだけ楽しめれば言う事なし。

詳しくは北大の「日食・月食データベースがとても参考になる。

http://www.hucc.hokudai.ac.jp/~x10553/

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