今年の富士山
今年の富士山は祟られている。
7月1日に残雪が多く開山は名ばかりになったのは良くある事なの
でまあ良いとしても、落石で人が亡くなったり、遭難者が出たりで事
件続き。先が案じられる。
山開き、海開きとか建築前に安全を祈願する神事を行う。
ある一定の期間限定で事故が起きないように神様にお願いする。
その後そこで事件が起きても神主は責任を問われない。
祈り方が足らなかったとかお供えが少なかったとか信仰が足りな
いとか責められる事もない。
普段は神様なぞ信じていないくせに神妙に頭を垂れている。
事故が起これば安全祈願をしたことさえ忘れている。
あれは一体何のための行事だろう。
やらないともっと酷い事が起きた。この程度で済んだ。
良かった、良かった、と思うのだろうか。
昔、日食を予言できなかった占い師は殺されたそうだ。
神主もそれ位の覚悟で祈ってくれ。
除夜の鐘をお寺で撞いて新年の初詣は神社と決まっている。
その都度都合の良い神様、仏様にお願いだけして努力はしない。
それで上手く行くなんて期待していないのに何となく気が納まる
から不思議なもんだ。
元日に近くの日蓮宗の総本山大石寺に行ったら人っ子一人居な
かった。静かで荘厳で良かったが・・・。
話は変わるが日蓮宗のお寺がこの辺には多いがどこもお賽銭箱
がない。宗派の方針なのだろうがお賽銭は入場料、拝観料だと思
っていたので新鮮な驚きだった。
10円や100円で神様、仏様が願い事を聞いてくれるわけが無い。
都合の良い時に都合の良い神様にお願いしたって向こうも困る
だろう。
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