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2009年5月10日 (日)

日本文化・欧米の文化

イタリアの首相が離婚問題で騒がれている。
イギリスの王室もダイアナ問題で揺れた。
アメリカもクリントン大統領の研修生との問題があった。

これが日本だったらどうだろう。

三本指でわずかな期間で退陣させられた首相がいる。
こう言う問題を起こせば決してただでは済まされない。

日本の皇室も不適応を起こした人を離婚できない。

キリスト教には「懺悔」という「制度」があって、人間は過ちを起こす
ものだというのが根底にあり、悔い改めれば追求しない。
その代わりウソをついてはいけない。ウソに対する追求は厳しい。

日本はそこが全く違う。
政治的責任とか倫理的責任に重きが置かれ、ウソだと分かって
いても確たる証拠が無ければ逃げおおせる。

上に立つ人やスターは国民の模範となり清く正しく生きることが
義務付けられていてちょっとしたミスも許されない。

学歴詐称とか年齢詐称とか飲酒で破廉恥な事をしたとか些細な
事で騒がれ議員辞職や活動停止まで追い込まれる。
どんなに謝っても何らかの形式的な責任をとらなければ許さない。

正直な所、誰もがそんなに清廉潔白でないとわかっているのに
よってたかって責任を取れ、と騒ぐ。辞職したり活動を停止すれ
ばころっと忘れてしまう。

キリスト教や宗教は嫌いだが、人間、過ちを起こすものだという
姿勢は賛同できる。

日本人には宗教観が無く筋が一本通っていない。

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