沖縄２日目

２日目（３月８日：日曜日）

奇跡的に晴れている。
沖縄ワールドなる所へ行きたかったが琉球カントリーの方向でダイキン
オーキッド女子ゴルフをやっているので道が込むかもしれないと思い
止めて、識名園へ。

琉球王の別邸だった所だそうでちょっと岡山の後楽園に似た佇まい。
夏は涼しくて良いだろう。

「ぶくぶく茶」なるものを飲む。さんぴん茶や玄米茶を硬水で出した物を
木の臼のような物に入れ、３０cm位の大きな茶せんで混ぜるとぶくぶく
泡が立ってくる。それを丼の状の器に入れ「月桃（げっとう）」という木の
葉（写真のお菓子の右上にある）で泡をすくって食す。
細かく砕いた黄粉（落花生の粉かも）を振りかすかに甘味をつけてある。

これを「ちんすこう」をお供に。風情あってよし。

午後は県立美術館・博物館へ。
建物は凝っていて素晴らしい。

博物館でなぜ琉球が日本に帰属するようになったか判った。

なぜ独立国にならなかったのか、とず～と思っていた。
沖縄返還以来の疑問が解けた。

夜は孫娘のバレー発表会。こう言う種のものを見るのは初めて。

幼稚園児から大人まで、上手いのから下手なのまで。
教室に通って来るからにはステージへ上げなければならない苦労が見える。
出演料が3万5千円かかるそうだ。習い事は何でもお金がかかる。

沖縄には那覇だけでもこう言う教室がダンススクールも含め10以上もある
という。芸能界でもスポーツでも沖縄勢の活躍は目立っている。

レベルはかなり高かった。
18時から20時30まで次々と年齢やレベル別に演目が組まれ準備に大変
だったろう、と思わせた。
孫は2ステージに出たが無難にこなして嬉しそうだった。

ただ、太った人はやるべきじゃない。
7人くらいのダンスで1人太ったのが入ると目立ってしまって全体のバランス
を欠く。他の6人が折角いい踊りをしていてもその1人が目立ってしまう。
バレーをやりたいのなら痩せなさい。体形をみんなと合わせなさい。

かくして2日目は終わった。