インフルエンザ流行
私の娘はダンナの仕事の都合で沖縄に居る。
もうかれこれ10年になるが中々転勤させてもらえないようだ。
ウチの奥さんは3,4度行っているが私は1回きり。
観光ずれした対応にうんざりしたし食べ物も「海ぶどう」以外は美味しい
ものはない。沖縄そばとテビチーとかを美味しいという人も居るが私の
口にはあわなかった。
行った時の体調のせいもあるがそれを除いても積極的に行きたくはない。
1回行くだけでゴルフ10ラウンド分くらいの費用がかかる。
そのお金があったらゴルフの方を選択したい。(薄情な親)
いまインフルエンザが流行っていて「明日の学芸会にはマスクをして来て
下さい」と通知があったとメールで言って来た。
想像するだに異様な光景。
ステージから見ると全員がマスクをしているのはまさに「感染列島」状態。
演じている方からすれば観客の表情を見るのが楽しみであって、これでは
笑っているのかしらけているのかも分からない。声で判断するしかない。
しかし、学校側からすれば大人数の人が集まれば1人や2人、風邪を
引いている人が居るわけで、こで集団感染したら大騒動になる。
かといって親抜きで学芸会を開くわけにもいかない。
苦肉の策。ご苦労様。
もう今年が沖縄は最後だろうということで3月には行く事にしているが
どうなることやら。
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コメント
お言葉に甘えさせていただきます。
>あなた方の代表の「医師会」は何をやっているのでしょう。国会議員にも医者出身者は沢山いてかっては圧力団体として猛威を振るったと覚えています。今は発言力がなくなったのでしょうか。
まず、「医師会」について誤解されています。医師会には、病院勤務医も加盟してはいますが、基本的には開業医の団体なのです。ですから、病院勤務医のことをあまり考慮に入れてくれません。
未だ昔の圧力団体に見えた頃の「医師会像」が一人歩きしていますが、歴代の厚労省は医師会の圧力を着々と削いできており、今やほとんど圧力団体とすらなってはいません。
医師会は、市町村の医師会<県医師会<日本医師会という構造になっていまして、俗に言う「医師会」は日本医師会のことです。そして、日本医師会の幹部というのが、現場感覚をとおの昔になくしてしまった爺医達なのです。市町村の医師会にまで情報を下ろしたりアンケートを採ったりはしてくれないのです。で、ご自分達で勝手な「全国の医師の総意」を作っている団体に成り下がっています。
じゃぁ、別に団体を作ればいいじゃないか と仰るでしょうが、医師という生き物は基本的に一匹狼で、徒党を組むことを苦手としている生き物なんですよ。一応、医師連盟という団体を作った医師達もいますが、産声を上げただけの団体です。
県・市町村の医師会は何やっているかといえば、地域に密着した各種の地域医療の調整などをやっており、こちらは必要不可欠な団体です。
さて、じゃぁ勤務医達は声を挙げていないのか? といえば、そうでもないのです。声を挙げています。どこで?ネット上で。ブログ主さん、一度検索をかけてみて下さい。医師のブログが沢山出来ていて、情報発信していることがおわかりになるでしょう。
有名どころを紹介しておきます。
新小児科医のつぶやき
http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/
産科医療のこれから
http://obgy.typepad.jp/blog/
勤務医開業つれづれ日記
http://med2008.blog40.fc2.com/blog-entry-620.html
医師のブログではありませんが、医療に詳しい 天漢日乗
http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/
投稿: | 2009年2月 2日 (月) 20時21分
色々教えていただきありがとうございます。勤務医の過酷な状況がよく判りました。
お体に気をつけて頑張って下さい、としか言えません。
もう一つ教えて下さい。
今までの地方の病院は「研修医」でもっていたのですか。素人とは言いませんが未熟な「医者」に私達は診てもらっていたのですか。手術となれば上の医師の診断は受けられると思いますが普通の診断がそういう人にされていたかと思うとちょっと怖くなります。
条件の良い所に人が集まるのは当然ですから待遇を良くすれば「地方」へも出向いてくれるのですか。それだけではないような気がするのですが。
投稿: mr.む. | 2009年2月 2日 (月) 21時45分
>今までの地方の病院は「研修医」でもっていたのですか。素人とは言いませんが未熟な「医者」に私達は診てもらっていたのですか。手術となれば上の医師の診断は受けられると思いますが普通の診断がそういう人にされていたかと思うとちょっと怖くなります。
お気持ちはよく分かります。
ブログ主さんのご職業は存じませんが、どの業種であっても、研修中の新人には教育係がいたはずです。そして、新人の出来る範囲内で仕事を少しずつ覚えさせながら、教育係は片時も新人から目を離さなかったはずですね。さもないと、とんでもないことになりますから。
研修医も同じ事です。指導医の監視下で少しずつ仕事を覚えるのです。注射の打ち方・アンプルの切り方…etc 研修医1年目は、看護師さん達からもあれこれ叱られながら、仕事を覚えていくのです。
どんな仕事も現場で実地にやって覚えないことには使い物になりません。教科書は一般論しか書いてありませんから。で、往々にして現実というものは応用だらけです。ですから、実際の患者さん達の協力を得ながら、指導医の厳重な監視下の元、少しずつ医療の技術を覚えていくしか、一人前の医師になることは出来ません。
研修医についてよく判るものを下記に紹介しました。大学病院に勤める産婦人科医のブログです。このブログはお母さん方から絶大な人気を博していますが、同時に、シビアな産婦人科医の実態も描かれています。
毒舌ドクターBermudaの三角形な気持ち
産婦人科残酷物語Ⅲから
研修医
http://ameblo.jp/sanfujinka/entry-10012274561.html#main
出血
http://ameblo.jp/sanfujinka/entry-10021592576.html#cbox
Bermuda医学塾
http://ameblo.jp/sanfujinka/entry-10019315158.html#cbox
hematoma ヘマトーマ
http://ameblo.jp/sanfujinka/entry-10018633934.html#cbox
悪夢
http://ameblo.jp/sanfujinka/entry-10013751128.html#cbox
早剥(そうはく)
http://ameblo.jp/sanfujinka/entry-10004524632.html#cbox
それから、漫画喫茶においてあると思うのですが、「研修医ななこ」という漫画をお読みになれば、研修医時代がどんなものかよくお判りになると思います。
投稿: 崩壊を眺めるもの | 2009年2月 2日 (月) 22時53分
>条件の良い所に人が集まるのは当然ですから待遇を良くすれば「地方」へも出向いてくれるのですか。それだけではないような気がするのですが。
数年前までは、医学生は大学病院で研修医時代を送っていました。そして、研修医1年目を大学病院で実地に学び、それから関連病院に派遣されていたのです。当然、派遣病院先には同じ大学病院の先輩医師が赴任していて、先輩医師達が指導医として派遣された研修2年目の医師を鍛え上げていたのです。
つまり、数年前までは大学の医局が、医師・研修医の人事権を握っており、そこから地方の病院に医師を派遣していました。
ただしこれは、研修医・医師に経験を積ませるためであると共に、大学病院の覇権のためでもありました。医師達は、恩師からの依頼(実質命令)があったから、地方にも僻地にも出かけたのです。(数年で大学病院に戻してもらえるのもあって)
大学に法的な人事権があったわけではないのです。ただただ人繋がりだったのです。
さて、「白い巨塔」のイメージが強いからか医局(大学病院)に対するイメージが悪く、マスコミなどからかなりこのシステムは批判されていました。なので、現在はこの「大学病院から医師の派遣」は出来なくなっています。
では、地方にどうすれば医師が行くか?
これは、どれだけ医師としての経験が積めるか?
その地域がどれくらい医師を大切にするか? で決まってくるでしょう。
医師を使い捨てにするような地域は、瞬く間に全国の医師達の間にその事実が伝わり、行く者がいなくなります。医師を使い捨てにするような地域は、その立地が都市・田舎によらず「心の僻地」として、医師達に忌み嫌われます。
投稿: 崩壊を眺めるもの | 2009年2月 2日 (月) 23時12分
詳しくありがとうございます。
新たに「医師不足の現状」と言うテーマで書きましたのでご覧下さい。
投稿: mr.む. | 2009年2月 3日 (火) 14時51分