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2008年7月 6日 (日)

人材派遣

小泉改革の一環で製造業への「派遣」が可能になった。

かっての「派遣」は専門職に限られていた。
専門の技術を持っていなければ「派遣」には出来なかった。
人材派遣会社に自分の専門を登録し必要に応じ会社に「派遣」された。

実際はいい加減な研修で専門技術があるとされ「派遣」されていたので
それがこの改革で事実上無条件解除になり今の有様になった。

これは最初は雇われる側の都合のいいものだった。
パートでは物足りないし時給も安い。折角持っている専門的な技術を活か
した仕事をしたい、と言う要求に応えるものであった。

それが間口が広がることによって企業はその便利さを利用するようになる。
あるいは最初からこれを目指していたのかもしれない。

正規職員は辞めさせるのに苦労する。余分な退職金を払わねばならない。
労働基準法で守られている。色々手当てもつけなければならない。
年金も半分収めなければならない。正規に雇うと金がかかる。

「派遣」は電話1本で必要な人数を集められ、捨てられる。

半年毎に新製品を出すパソコンや携帯電話。
その都度不必要な部署の人を他の仕事に回すより、「派遣」に任せ
切り捨てた方が便利。
こんな便利な人事は無い。利用が拡大するのは当たり前のことだ。

「派遣」は派遣会社の社員と考えれば健康保険、年金等派遣会社が
やらねばならぬことではないのか。ただ登録しているだけで職安と
変わらぬことをするだけなら「ピンはね」は許されない。

おかしな制度だ。

これをうまく利用している人にはいい制度だろうが泣かされている人の
方が多いだろう。

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