熱海行き・MOA
熱海のMOA美術館へ行って来た。「乾山の美術と光琳展」。
車を富士市のヨーカドーのPへ入れ東海道線で。
電車に乗るのは何時以来だろう。
のんびりと富士山を見ながらの『旅』もいい。角度によって姿を変える。
熱海は平日にも拘らず賑わっていて駅は人で満ちていた。
バスで急坂を上がってMOAへ。ここのエントランスの200mのエスカレーターと照明は何時行っても素晴らしい。エスカレーターに乗っていると天井の照明が青、緑、黄色と変わる。きっと天へ登る気分を味わわせたかったのだろう。世界救世教と言う宗教の教主 岡田茂吉と言う人が作った物らしく Mokiti Okada Associatin でMOA と言うらしい。
特に光琳や乾山に興味がある訳ではないが美術館行きは時々の行事。いい物を見ると心が晴れる。もちろん美味しいもの付きなら申し分無し。
こう言う日本の昔の物を見ると昔の人の技術の凄さを感じる。デザインも素晴らしい。今の技術を駆使して調べてもどうやって描いたか解明できないそうだ。
その後ろに大名や豪商がついていてその技術を引き出す。
スポンサー無しでは出来ない。
私は貧富の差が無ければ文化は育たない、と思っている。
金持ちが惜しげも無く金に糸目を付けず思う存分画家や作家に金をかけてあげなければあれだけの仕事は出来ない。倉敷の大原美術館もそうだ。地方の美術館が1億円で絵を買った事がニュースになるようでは文化は育たない。どんどん中国にいい物を持って行かれる。
熱海には大きな梅園があるので 国宝 紅白梅図屏風(光琳) は梅の季節の2月しか展示しないそうだ。見られてラッキーだった。
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